先日、師匠のお墓参りに行ってきました。
11月は私のカイロプラクティックの師匠の命日になります。早いもので、亡くなってから9年が経ちました。そして私もついに、師匠が亡くなった年を超えてしまいました。

私が整骨院で働いていたころ、密かに月に1度、修行をさせてもらっていました。当時、整骨院の仕事が午後からお休みの日を使って行っていましたが、いつも家に帰宅する時間は午前0時を過ぎていました。ちなみに師匠の治療院は都城にありました。

とても厳しい師匠でしたので、ほとんど教えてもらえず、見て覚え、質問があれば専門書などを使って調べ、それでもわからないことを聞いていました。このことが今の私の基礎になっていると思います。

いろいろありましたが、いちばん衝撃的だったのが、師匠が病気になった身体を、私が問診で、話を聞いたりいろいろ身体のチェックをしたりして答える、ということでした。

答えるのを躊躇している私に、師匠は「もうわかっているんだろう。早く答えろ」と落ち着いた様子で言われ、私は泣きながら答えました。その日は12月23日。悲しいクリスマスでした。それから少しずつ、師匠の体調が悪くなっていきましたが、患者様や私には一切辛いところを見せませんでした。

私が開業した時も、身体が大変な時なのに、わざわざ都城から来てくれて「いい治療院だな!」と言っていただき、お祝いの観葉植物をいただきました。今も、整体院の入り口にある観葉植物です。

毎年お墓参りに行って思うことは、自分は少しでも成長しているだろうか、少しでも師匠に近づけているのだろうか、と考えさせられます。

治療家として、人間として、尊敬できる師匠に少しでも近づけるように、これからも日々頑張っていこうと思います。