8月からスタートした勉強会。2018年10月28・29日に前回と同じく京都伏見にある、平井整骨院で開催されました。

 初回は基礎編・応用編1、2回目は検査編、そして3回目の今回は、応用編2となりました。応用編1は、基礎編がしっかり出来るようになっていないと非常に難しい内容でした。勉強会はまず、基礎編の復習から始まりました。一通りの施術の流れ、触れ方、触れるときの施術者の姿勢、関節の動かし方を確認していきます。すべてに共通するのは「触れ方」です。

施術者の指が施術を受ける方に触れるとき、5本の指すべての力が均一でなければいけません。なぜなら、少しでも力が偏ってしまうとそれだけで脳が“不快”に感じてしまうからです。そうなると、身体が無意識に緊張してしまい、調整がうまくいかなくなってしまうのです。そして関節の微妙なゆがみも身体が緊張してしまうので、施術者は感じ取りにくくなってしまうのです。このように小さな積み重ねが手技の精度の高さにつながってきます。

 さて復習が終わり、今回の応用編2。検査をしながら原因を見つけ、身体の調整をしていくのですが、非常に微妙な動きを感じ取らなければいけないのです。

例えば、引っ張っているのですが引っ張っていない、押し込んでいるけれども押し込んでいない、何とも言い難い繊細な感覚が必要となる手技でした。それを首から始まり、背中、腰、股関節、ひざ、足首、肩、ひじ、手首、骨盤、背骨、頭蓋骨すべてをチェックしていきます。それを立った状態、座った状態、仰向けに寝た状態、うつ伏せに寝た状態、横向きに寝た状態とすべての状態でチェックしていきます。

このように細かく身体をチェックすることで、不調が出にくくなることが期待できるのです。例えば、腰に不調が出ているとき、ほとんどの施術者は腰を中心に施術を行います。しかし多くの場合、根本的な原因は不調が出ているところにはないと、個人的には思います。私は不調を起こしているところは結果であり、原因はほかのところにあるので、その根本的な原因を見つけて、施術することが必要だと感じています。

それですので、腰に不調があるから腰だけを見るのではなく、身体全体をチェックし、不調を起こしている根本的な原因を探すことがとても重要なのです。そうすることで、身体の不調を繰り返さなくなり、快適な日常生活を送ることが出来ると考えています。

 こうしているうちに勉強会も終わり、お楽しみの懇親会。話のツマミは「筋肉と骨、神経、精神、内臓」。動画を観ながら人体の不思議について話題が尽きませんでした。

3か月の勉強会、手技はもちろん大切ですが、その手技を活かすための検査や触れた方、施術の組み立て方が重要だと感じ、これらがきちんと出来た上で施術を行うことが質を上げることにつながると思いました。

◇平井整骨院
京都府京都市伏見区 桃山町金森出雲1ー42
TEL:075-612-7277(要予約)