自分でできる!身体のゆがみチェック
今回は自分で出来る、身体のゆがみをチェックする方法をお話していきたいと思います。
そもそもなぜ、身体はゆがむのか?
内臓的な問題や精神的なことを除き、ほとんど日常生活の姿勢や、習慣などが問題を起こしていることが多いと思います。それに15分以上同じ姿勢を取り続けると、身体はその姿勢を記憶してしまうこともあるようです。
このようなことはありませんか?
- 足を組んで座る
- 長時間座っている
- 横座りをしている
- 頬杖をつく
- うつぶせ寝をしている
- テレビを真正面から観ていない
- 上半身だけ捻じっている
- 座っている時に足が開いている
他にもあるとは思いますが、ほとんどの方が当てはまるのではないでしょうか?
自分で出来るチェック方法
①鏡を使ったチェック
鏡の前に正面を向けて足を閉じて立つ
- 顔の傾き
- 両手を万歳して左右の手の長さ
- 肩の高さや鎖骨の高さ
- 腰骨(骨盤)の高さ,くびれ
- 膝のお皿の向き
- 閉じた足の隙間
②壁を使ってのチェック
壁を背に踵、お尻、頭(後頭部)をつけて立つ
- 首、腰の隙間に指が一本半、もしくは二本以上入る方はストレートネックや反り腰になっている可能性が高いと思われます。
③仰向けでのチェック
仰向けに寝てもらい、こぶし一個分足を開きます。左右のつま先が均等に80~90度に開いているのが正常です。左右どちらか片方が開いている・左右ともに開きすぎの場合は、骨盤や股関節に問題があることが多いと思います。
身体がゆがんでいると、どんな問題が起こる?
脳から出た神経は背骨の中を通りますので、様々な影響を与えることが考えられます。 肩こり、腰痛、頭痛、40・50肩、股関節痛、膝痛、O脚、スポーツ障害、しびれ、冷え性、生理不順、むくみ、精神的な問題、内臓的な問題などなど、細かく上げるときりがないかもしれませんね。
自分で調整する方法
過去記事にも、自分で出来る方法として、ストレッチやストレッチポールを使ったやり方などを紹介しておりますので、それらを参考にしてみてください。
他の方法もあるのですが、説明しにくいので気になる方は直接私に聞いてください。ただし聞いたか らにはしっかりと続けてくださいね!
そもそも身体のゆがみは治した方が良いのか?
これまで「身体のゆがみは良くない!」「いろいろな問題を引き起こす」などと言ってきましたが、実は稀にそのままの状態のほうが良い方もいます。
それは全く身体に問題が起きていない方や、ゆがんでいるからこそ身体のバランスを保っている方です。そのような場合は、整えてしまうと逆に身体の問題が出てきてしまうことがあるのです。特にスポーツ選手の場合では、パフォーマンスが落ちてしまうこともあります。身体の状態をしっかりチェックし、総合的に判断して調整する必要があります。
例えば、サッカー選手はO脚のほうがドリブルするのには向いていると聞いております。それですので、O脚を整えてしまっては大問題になりかねないのです。
それにもともと人間の身体の重心は、やや左側に寄っているので、バランスは均等ではありません。考えれば考えるほどこんがらがっていきますが、問題を起こしていることのほうが多いので、大多数の方はやはり、日常の姿勢などは気を付けていた方がいいですね。