原因は昔の古傷だった?
ほとんどの方が、今までに何かしらケガをしたことがあると思います。例えば捻挫や打撲、骨折に転倒、肉離れに脱臼。キズが深くて縫ったことがあり、手術を受けたことがあるかもしれません。それが幼少期や学生時代だと覚えているかも曖昧ですよね。(実際、みなさん忘れているので初回の質問票にも書かれないのです!)
実はこのような遠い過去の古傷が、時間を経て身体に不調を出していることがあります。そんなことがあるのかと疑いたくなると思いますが、実際にあるのです。一部ですがこのような方がったがおられました。
首が痛い(60代男性)
慢性的に首が痛くて右側を振り向くのが辛い。全体的にお身体の動きなどをチェックしていくと、どうやら左の膝から下に問題が出ていました。そして問題の出ている場所を調整してみると、右側に振り向く動作がスムーズになりました。
詳しくお話を聞いてみると、幼少期の頃に左膝をケガしたことがありました。しかし、その後は左膝自体が痛くなったことがなかったので、気にも留めていなかったとのことでした。
腰が痛い(当時10代女性)
当時スポーツをしていた高校生で、腰が痛くて練習をすることができずに休んでいる状態。全体の動きをチェックしていくと足首に問題がありそう。お話を聞くと、よく足首を捻挫するとのこと。そして最後まで治療することなく中途半端な状態でいつもスポーツに復帰していたそうです。
足首だけではなく、足首を作る周りの骨のズレもありましたので細かく調整をしていき、その後は社会人になっても腰痛は出ていないそうです。
腰が痛い(30代女性)
出産後から腰痛が悪化してきて何をしていても辛い。動きをチェックしてみましたが、問題を起こしている決定的な場所がなかなか見つからない。
よくよくお話を聞いたところ、帝王切開での出産だったとのこと。切開をした後の皮膚を確認すると、癒着したような硬さがあったので、そこを施術した結果、ほとんどの動きが楽にできるようになり ました。
最後に
この他にもまだありますが、実際にこのようなことが起こっています。いつも思いますが、人間の身体は不思議がいっぱい です。