第2回「野球のお話会」開催しました!
元プロ野球選手に聞く、今回で第2回目となります「野球のお話会」を2024年1月14日(日)によしどめ整体院で開催いたしました。第1回目同様、講師には 高山竜太郎選手をお迎えいたしました。
講師 高山竜太郎 プロフィール
鹿児島在住。鹿児島工業高校在学中は夏の大会で準々決勝出場。九州産業大学で2年連続全国大学野球選手権出場。20216
年ドラフト会議にて読売ジャイアンツ育成選手指名。入団。2018年WBC U-23ベースボールワールドカップ日本代表。現在、鹿児島トランスポート所属。

今回の参加者は今年4月に高校生になる選手の方々で、参加者が事前に考えていただいていた質問に、講師が答えていく質問形式。
少々辛口で指導者の方々には少し耳の痛いような内容もありましたが、とてもためになるお話をしていただきましたので、その中から少し だけお伝えしたいと思います。
1.グローブさばき
足の使い方(下半身の使い方)が大事
両足に過重をかけるのではなく、次の動作を考えて片足に過重をかけること。
それによりイレギュラーにも落ち着いて対応できる。
いろんな角度でグローブを使う
基本的な使い方は大事だが、守備の目的は打球を捕ることと、自分の後ろに打球をいかせないことにあるので、先ずは遅い球からいろんな角度でグローブを使う練習をする。
バッティング
手を残す
手を残すことで、予想外の球にも対応ができるようになる。そのための練習方法があるのですが、参加した選 手だけの秘密です。

身体のねじれ
下半身をうまく使うことで、身体の捻じれが自然に生まれる。さらに手を残すことによりこの捻じれが加速する。
外角が苦手
手を残す・身体の捻じれができている前提ですが、内角も同じように。そもそも3割も打てれば上出来なので、来た球を何でも打つのではなく(打てるのが一番いいのだが…)自分自身でこのコースの球だけは何が何でも打つと決める。 狙い球は何が何でも打つと決めることが大事。
バッターボックスで何を考える?
基本的にはバッターボックスに入る前に考えることは終わらせておく。あえて言うなら、何が何でも決め球を打つのみ。
強い球を投げるには
身体の捻じれを使う
投球でも同じように、身体の捻じれを使うことが大事。身体の捻じれを使う練習方法があるが、これも参加した選手だけの秘密です。

短い距離を丁寧に投げる
強い球を投げることができたとしてもコントロールが良くなければ意味がないのでキャッチボールの時点から身体の捻じれを使う練習方法を 行いながら相手の真正面に丁寧に投げる。
肩を強くするには
肩を強くするために、練習の中で遠投をすることがある。その際に、山なりの球を投げることが多いのだが、あまり理にはかなっていない。
このための練習をするのであれば、ベース間、もしくはそれより少しだけ遠い距離で強い球を 投げることが大事。
パワーポジション
「パワーポジション」と言う言葉は自体は知っているのだが、実際にやってもらうと形はそれなりなのだが、正しく理解してできてはいない。知っているのと実際に出来るのとでは差がとても大きい。
まとめ
この他にもたくさんの質問がありました。
ピッチャーに大切なことは?
140キロ投げるには、どんな身体作りをして体重はどの位あればよいのか?
選手として一番大切なこととは何か?
指にボールのかかる感覚をものにするためにはどうしたらいいのか?
少しでも今回のことを生かして野球選手として大きくなってもらいたいです!